介護施設に来られるご入居者様は在宅での生活が困難になって来られる方がほとんどです。
逆にいうと、在宅生活ができる方は決して好んで施設に入居したいと思う方は少ないかと思います。
そんな、自宅での生活でも中には無理して一人暮らしをされている方もおられるのではないのでしょうか。
ちかくに息子さん、娘さんもいらっしゃるとはいえ常に家に見に行けない。仕事もあるし・・・。
また、遠方に住んでいるかたならなおさらです。
施設で入居されている方で、頻繁に外出したいと言われる方もおられます。
そんなときは家族様が携帯にGPS機能がついており、時折、散歩している状況を確認しているそうです。
プライバシーの侵害と言われる方もおられますが、認知機能低下により帰ってこられないということや
てんかん発作などで意識消失になり場所がわからないことを考えると仕方がないと考えてしまうのかと思います。
もし、在宅であればどうなるのでしょうか。
携帯GPSでも問題ありませんが、親子でのコミュニケーションをとる手段として
「アイシル」という見守り機能がある機械があるそうです。
ご飯食べたときにボタンを押したり、お薬を飲んだとき、外出するときなど
ボタンを押すことで相手にメールが行く仕組みだそうです。
また、センサーがついており、無反応だとそれもメールが行くとのことです。
常に見に行く必要もないし、必要に応じて連絡も取れるので
お互いに安心するのではないのでしょうか。
高齢化社会になっており、これからもこういう機械が増えてくるのかなと思いました。