介護

入浴を断られた時に行う行動

※アフィリエイト広告を利用しています

皆さんはご入居者様が入浴を断られた事がありますか。

「いやや。」

「今日はしんどい。」

「体調が悪い。」

など等、様々な理由を並べて入浴を断られる事があるかと思います。

 

私が新人の時はよく言っていたのが

「○×さん、今から入浴の時間なのでご案内いたしますね。」

という言葉で声をかけていました。

大体の方はその声掛けで応じてくださるのですが、

当然難しい方もおられました。

 

その場合は、声掛けの内容を変えてみます。

いきなり入浴なのでという「入浴」というキーワードを言うと

ついついめんどくさくなって動きにくい方がいました。

 

そういう方は、

「○×さん、一緒にこちらまで来ていただいていいですか。」

「○×さん、じゃあこちらに座ってもらえますか。」

「○×さん、じゃあ服を綺麗に交換させて頂くので脱いでもらえますか。」

「○×さん、せっかくなのでシャワーですっきりしましょうか。目の前にシャワーありますので・・・。」

「○×さん、どうせなら少しつかりましょうか。疲れもとれそうですよ。」

 

などなど、わかりますでしょうか。

名付けて「ちょっとちょっと大作戦です。」

いきなり、「入浴」となると億劫になるのかなかなか行動して頂けません。

 

なので、私は少しずつの行動をお願いしそれを積み重ねて入浴して頂いております。

たいていはこれで入浴はできたことがありました。

もちろん、これだけでは難しい方もおられました。

その場合はまた別の方法を考えてそれを実行する。

無理だったら別の方法を考えて行動する。と、あの手この手で入浴を促していました。

 

別のスタッフは入らなくて入浴介助が出来なかった。と困っていましたが、

その場合も私が変わっていたり、方法を教えて入浴してもらっていました。

もちろん相性もあり、私が無理な場合はほかのスタッフで入浴して頂きました。

 

入浴は週2回であり、清潔になって頂く為にも入浴は入ってもらいたいので、

いろいろと考えるのであります。

 

これからもこの問題は続くかと思いますが、入浴を断られた場合は、

どのように入ってもらえるか。

出来なかった理由を見つけるのは簡単ですが、

出来る可能性を考え行動し入浴して頂くという事が大切かと感じます。

-介護